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memoirs of a forgetful

October 9, 2012 at 10:41am
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ノマドはとても効率的だ。
必要な時間だけ相手のオフィスに行き、打ち合わせを済ませる。最寄りの素敵なカフェとか入って企画したりぼんやりしたりする。会いたい人に連絡とって会って刺激を受け、企画を広げる。落ち着きたいときは家でじっくり自分の企画と向き合える。おまけにオフィスの家賃も光熱費もかからない。なんて素敵な生活!

でも、ここには「企画の超重要な部分」が抜け落ちている。

無駄、だ。
具体的に言うと「くっだらない雑談みたいなもの」だ。冗談のキャッチボールだったり、下ネタのやりあいだったり、だらだら無言の重苦しい1時間だったり。

もちろん相手先の会議室とかでも雑談はする。
でも、時間の主導権は相手にあり、一定時間が経ったら移動しないといけない。2時間あったとしても、冒頭にちょっと雑談が入り、終わりの時間が近づくと自然と発想が「まとめ」に入るから、企画を広げる時間は意外と短く1時間ちょいくらい。当たり前だけど、それだと「企画がジャンプしない」のである。

無駄話を延々とだるくなるくらい続けた挙げ句、思いも寄らないくだらない話が元の話と結びついて、ビヨ〜ンとクリエイティブ・ジャンプするときのあの快感。たとえばそんなのがないのである。

もちろん効率よくいい企画が生まれることもある。
でも、なんとなく「考えきってない残尿感」がある。最寄りのカフェとかで「この残尿感をどうにかしよう」と思って集中しても、自分の中からそんなに新鮮な発想が次々生まれてくるわけもない。

無駄。そう、無駄が大事。
無駄な雑談だけでなく、他のことやりながら「そういえば昨日山中教授がノーベル賞獲りましたね」みたいな別の話がちょこっと出るような環境がとても大事。打ち合わせ相手や企画相手とずっと長くいられる場所が絶対必要!

— ノマドって「企画の超重要な部分」が抜け落ちる 〜新オフィスに入居しました  
さとなお.com / 2012年10月09日